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KOMA 技術情報
KOMAに関する使い方・問題の解決方法などをお知らせします。
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<2007.05.30>
タイヤビードワックスを使った簡単なタイヤの着脱方法
パンク修理、タイヤ交換時にタイヤビードワックスを使うと、簡単にタイヤの
着脱ができます。
下記に、パンク修理の例を掲載していますので、参考にしてください。
●準備する物
※樹脂製タイヤレバー ・・・ 1本
(軟らか過ぎてたわみの大きいものは避けて下さい)
※タイヤビードワックス
(ホームセンターで単車用のものが少量で販売されています)
※市販のパンク修理セット
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@ 外した車輪のバルブキャップを
外してバルブ内のコア(突起)を
細身のドライバー等で押し込ん
でタイヤから完全に空気を抜い
て下さい。
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A リムサイドの内側とタイヤの
ビード部にビードワックスをスポ
ンジ等で塗りこみます。
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B タイヤレバーでタイヤの片側を
リムから外します。
ワックスが行き渡ってさえいれば、
驚くほど簡単に外れます。
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C チューブをタイヤとリムの隙間から
抜き取り、パンク箇所を確認します。
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D もし、バルブの根元が避けていた
り、修理用パッチで塞げないような
穴が開いていた場合はチューブの
交換が必要です。
また、タイヤの中に異物が入ってい
時は、取り除いて下さい。
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E 修理したチューブをタイヤに入れ
る前に、バルブの向きを確認して
下さい。
バルブには角度がついていますの
で、後車輪の場合はフリーの反対
側にバルブが出るようにして下さい。
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F 修理したチューブをタイヤに入れ
て、バルブをリムのバルブ穴に通
します。
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G タイヤビードの内側にワックスを
十分に塗布します。
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H タイヤをバルブの方からリムに
はめ込みます。
上から体重をかけるようにして
タイヤをリムに押し込むと簡単
入ります。
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I 入った!!
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J チューブの位置がリムに対して
ずれているとバルブがリムの穴
から完全に出ません。
その場合はバルブが出るようにタ
イヤを回転させて位置を補正しま
す。
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K チューブがタイヤとリムの間に
噛んでいないかを確認します。
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L 空気を充填します。
最初は0.5bar程度充填してJとK
の工程を繰り返して行います。
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M 車輪を回転させてみて縦方向の
振れがないか確認します。
振れがある場合は突出している部
分を抑えて補正します。
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N タイヤに空気を充填します。
充填中にもKLMの確認をしなが
ら適性空気圧まで充填します。
チューブがリムに噛んだり、振れが
出た場合はすぐに空気を抜いてJ
〜Mの工程を繰り返します。
リムサイドに着いたビードワックスを
湿らせた布等でふき取って下さい。
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