高機動フォールディングバイク　可変式シリーズ
KOMA　・　小 間　・　駒　・　独 楽



ＫＯＭＡは日本人デザイナー篠塚勉氏（STUDIO STUDY)の原案設計による高機動小径折りたたみ自転車 ＫＡＨＥＮＳＨＩＫＩ (可変式）シリーズの製品化第一弾です。都市圏での近距離移動手段として公共交通機関での携行や収納スペースの確保を想定してデザインされています。

KOMA (駒）は貴方にいつも連れ添います

KOMAは折りたたむとゴルフバックと同等の形状・体積になって自立させることができます。自立させても前輪が接地してステアをきることが出来るので、携行形態の状態で歩きながらわずかな力で容易に転がせます。重量も９．８ｋｇと軽量で、 携行性ではゴルフバックより優れています。

出かけ先で盗難が心配な場合はオプションのプロテクトカバーを被せることで通常の荷物と同様に街中を持ち歩くことも可能です。




KOMA (小間）は小さなスペースが似合います

KOMAは折りたたんだ状態での最小床投影面積を実現するために、エアー入りタイヤでは実用上最小と考えられる６インチタイヤを採用しています。使用しないときは駐輪スペースのない住居でも玄関や部屋の隅にＢ４用紙サイズ程度の面積があれば保管することが出来ます。屋外から自転車を室内に持ち込む際、気になるタイヤの汚れも、接地表面積が小さな駒（ホイール）は掃除が簡単です。 オプションのプロテクトカバーを被せればチェーンやギアで周りを汚す心配もありません。




KOMA (独楽）は小さいながらも良く回ります

ＫＯＭＡは通常の自転車とほとんど変わりない乗車姿勢が取れるように設計されています。 ロングホイールベースとフローティングサスペンションのコンビネーションが舗装路であれば、６インチという小径ホイールであることを忘れるほどの安定した走行性能を発揮します。ＫＯＭＡの回転部にはすべてシールドベアリングが採用され、精密なエアショックユニットやＣＮＣパーツでフレームが構成されています。



下の写真は製作途中のフレーム材料です。マシニングで精確に切り出された材料を組み合わせて、１本ずつ熟練工の手で丁寧に溶接されています。

カットされたメインフレームチューブとスイングアームチューブです。チューブ内にブリッジを入れて補強したオリジナルチューブです。

メインチューブとスイングアームチューブの先端に取り付けられるピボット(主軸受け)のケースと２箇所のＢＢセットを支えるフランジプレートです。


仮溶接されたスイングアームとメインフレームです。アライメントをチェックした後、本溶接されます。



ＫＯＭＡのオーナーになられた方には、必ずその精密な作りと品質で末永くご愛用いただけることと思います。