Silenには世界初のゼロドラック＜オートクラッチ＞機構が搭載されています。
クラッチが作動するとリアホイールは駆動部と完全に切り離され、フロントホイールと同様にベアリングを介してのみ車体と接続されている状態となります。
ゼロドラックは次のようなメリットを自転車の走行にもたらします。
- 既存のフリーホイールに使用されているラチェット機構では、ペダリングを止める度に金属接触が発生して自転車は大きく減速します。
しかしゼロドラッグでは金属接触が発生しないため減速は小さくなり、費やす出力が同じであっても確実に走行距離は伸びます。
一般公道での100Wｘ1時間の比較走行試験では通常のラチェット機構装着ホイールでの走行距離26.5kmに対し、ゼロドラック装着ホイールは28.23kmと1.73km上回る大差をつける結果を出しています。
- ラチェット音が発生しないためペダリングを止めてもホイールは静かに回り続けます。
- 32枚のノッチを持つタービンファン状のクラッチプレートは高い伝達効率を発揮するため加速がよくなります。
- クラッチプレートは瞬時に連結され、ほぼ摩耗することがないためメンテナンスを殆ど必要としません。
